借金で闇バイトして逮捕されるバカを生み出しているのは利口な国民

闇バイトの原因 エスプリのきいたエッセイ

闇バイトをして捕まる輩が増えている。

たぶん、借金返済で首が回らなくなり、犯罪してでも借金を返済したかったのだろう。

これ、お利口さんすぎないか?

借金なんか踏み倒せばいいのに、なんで犯罪してまで返すの?

借金でないとして、ただ金の為でも、犯罪までしてお金が欲しいって、どこまで拝金主義になっているの?

どういうことか説明しよう。

闇バイトが借金返済の為がバカ理由

まず、闇バイトする奴は全員バカである。これにはほとんどの人が同意するだろう。

ただその背景には、国の施策、親の教育など原因が根深いことには誰も触れていない。

「借金は返すべきだ」

それは当然そうだが、そのあとについて誰も考えない。もし返せない時は、犯罪をしてでも返すべきなのか?答えはNOだが、誰もそれを言わないから、バカには分からないのだ。

私がここでいう。

もし借金を返済するために、犯罪に手を染めるのなら、それは今すぐにやめるべきだ。。特に最近の若者はお利口さんすぎる。SNSなどの同調圧力や炎上恐怖から見てもわかるが、社会的道義を守りたがる。「借りた金は返すべき。たとえ犯罪を犯してでも」みたいに思っているかもしれない。それなら、私たち大人が言ってあげないといけない。

借金なんて踏み倒せばいい。

5年間無視すれば(支払いしなければ)時効だ。

自己破産もある。

決して、金の為に人を殺すなよ。

資本主義社会に住んでいながら、自己破産も生活保護の意味も知らない大人が多い。江戸時代から進歩していない道義で生きている能天気な国民が多すぎる。

だから闇バイトがはびこり、国が自滅していくのだ。

学校教育の問題でもあるし、そんな学校教育を受けてきた自分の頭で考えない大人が多いからだ。考えればわかるはずだ。なぜ自己破産があるのか。それは逆に言うと、この国が資本主義社会だからだ。

資本主義社会における自己破産の意味

自己破産は共産主義には必要がない。だが資本主義社会に必要なシステムだ。これがまず大前提。

個々人が自由な経済活動をしていく。借金をして事業を起こす。借金をして消費生活を活発に行う。このように資本主義社会というのは、借金を前提に作られているから、失敗した時の最後のセーフティネットが必要であり、そこで自己破産がある。起業家も一般消費者も、経済活動を果敢に挑戦する(つまり借金をする)なら失敗しても大丈夫ですよ、そういう保険として存在している。もしこの自己破産というシステムが最後にないと、誰もポジティブな経済活動をしなくなるのは想像できるだろう。

ちなみに自己破産は10年に1回はできる。つまり10年に1度は挑戦できるのだ。

まあ、ここまでいえば、自己破産の本来の意味がわかるだろう。

自己破産は、ただの失敗じゃない。資本主義社会のルールを忠実に守った結果であり、褒められることはあっても、けなされたり蔑まれるものでは決してない。

まとめ

闇バイトした奴らを叩いてばかり。

根本的に何がおかしいのかを解説していないニュースばかり。

まあニュースなんてそんなものとしても、社会的な問題として扱う論評が少なすぎる。

これが一番、危険。

闇バイトに応募する理由を紐解いて、どこに社会構造上の問題があるのか解明する必要があるのに、誰もやらない。

指をくわえて「また闇バイトか」と見ているだけ。

国はNISAで資産形成などと拝金主義を煽る。「お金は大事」「自己破産はダメ」というお利口さんな国民に洗脳され続けて早2000年。この国民気質が、闇バイトを増幅させていることに誰も気づいていない。闇バイトした阿呆な輩を責められるはずがない。

最後になるが、闇バイトした輩を叩いていいのは、こういう人だけだ。

お金なんか必要じゃない。幸福は金とは関係ないところにある。私は、雑草を食って幸せに生きている。美味しい雑草を探しに行こう。幸せの意味を教えてやる!